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特別企画

熊本市動植物園で塗装のボランティアに参加してきました

2019.02.13

2018年末、熊本市動植物園が念願の完全復旧!

2/10(日)、熊本市動植物園で行われた塗装のボランティアに参加してきました。

熊本市動植物園は、2016年の熊本地震で深刻な被害を受け休園となっていました。
2017年に休日のみ一部が再開されたものの、完全復旧は昨年末、2018年の12月でした。

他の動物園などに引っ越ししていた動物たちも戻り、虎も気持ちよさそうに寝てました。

写真:気持ちよさそうに昼寝をする虎

そんな熊本市動植物園の復旧に協力しようと立ち上がったのが、「魂で未来(あす)を塗る施工店集団、塗魂(とうこん)ペインターズ」です。

塗魂ペインターズって?

塗魂ペインターズとは全国160社の塗装店を中心に結成された、ボランティア団体です。

国内の被災地や幼稚園などの公共施設を中心に、すでに100ヶ所以上でボランティアを行っています。
1円たりとも金品を得てはならないというコンプライアンスの元、協賛メーカーさんによる塗料や刷毛、ローラーなどの副資材の提供を受け、施工店が手弁当で全国を回っています。

また、2017年には“命のビザ”記念館と言われるリトアニアの杉原記念館の塗装も行いました。
杉原千畝さんについて知りたい方は、ぜひ映画で勉強してみてください。
ちなみに、リトアニアという国はどこにあるかわかりますか?
旧ソビエト圏のバルト三国の中で最も南にある国ということで、日本からはとにかくめちゃくちゃ遠いところです。
飛行機でも半日以上かかるその場所で、日本の塗装職人が活躍する姿はNHKでも取り上げられ、大きな話題を呼びました。

このような活動を通じて、「国内外でボランティアを行う熱き魂の塗装集団」として、塗魂ペインターズが社会に感動を与える人々を応援する「CITIZEN OF THE YEAR」も受賞しました。

なぜ、塗装のボランティアを?

施工店という立場ではないものの、実は私も塗魂ペインターズに加盟しており、ボランティア現場で素人ながらに塗装の手伝いをしたり、本業をいかして塗魂ペインターズのホームページを管理しています。

今回の熊本ボランティアは、妻や子供たちも引き連れて、家族で参加をさせてもらいました。

写真:私と長男、次男、長女の集合写真

過去には、2017年に福岡県朝倉市の夜須高原記念の森公園でのボランティアや、九州北部豪雨で被害を受けた朝倉市の大福幼稚園などでも、子供たちと一緒に参加しています。

なぜ、ボランティアで、手弁当で参加するのか?

もちろん、塗装という施工を通じて困っている方のお役に立てるという喜びもありますが、それだけではない魅力が塗魂ペインターズという団体、それを結成するメンバーにはあります。

私は一応二級建築士ですが、現場経験があるわけではありません。まして塗装が本業ではないため、施工技術で役に立てているかというととても中途半端な立ち位置です。

それでも、温かく迎え入れ、やさしく教えてくれるメンバーに囲まれ、施工のボランティアという活動を通じて人として大切なことを本当にたくさん学ばせてもらえます。

私以外でも、塗魂ペインターズに参加したことで、人として成長できた、会社が発展したという話をよく聞きます。
自分が一番、自社が一番というタイプのメンバーがおらず、一人はみんなのための精神がグループ全体に浸透しているため、下心なく純粋にボランティアに参加している結果、自己・自社の成長につながっているようです。
うまく説明はできませんが、きっと世の中の法則なんだと思います。

市民の方も参加して、動物園の手すりを塗装

当日は事前告知もあり、一般の方も参加いただける塗装のイベントとして開催されました。
行ってびっくり、当日集まった一般の方は300人以上!

ずっと奥まで続く長蛇の列、見えますか?

写真:一般参加者の方の長蛇の列

300メートルくらい続く、動物の檻の前の手すりを塗装しましたが、午前中のわずかな時間であっという間にきれいになりました。

写真:塗装をした手すりの奥の動物
もちろん、息子も娘も参加して、ペンキを顔につけながらとても楽しそうに塗っていました。

写真:長女のおでこにペンキがついた

イベントは午前中で終わり、午後からはプロの塗装職人によって皆で塗った手すりの手なおしと仕上げにかかります。
私も仕上げを手伝いましたが、行きかう人々から、「お疲れ様です」「ありがとうございます」の声を掛けられながら作業をする気持ちよさは本当に最高でした。

人が集まることで大きなパワーになる。学びになる。
本当に、いい経験をさせてもらいました。

写真:次男が笑顔でピース


山口 裕介