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オウンドメディア

出会う前から自分の事知ってくれてたら楽だよね。

2019.11.19

どうもー。
や~まんです。

明日から研修があるので新幹線で大阪に向かっています。「研修に参加する前にこの本読んでおいてね」というセミナー講師が書いた課題図書を読みながら僕なりに感じた事をブログにしてみました。

先に言っておきますが、本の内容について書いているのではなく、「なぜセミナー前に講師が書いた課題図書を読む(読ませる)のか?」について私なりの気づきを書いてみました。

本日のブログ執筆タイムは1時間です。
それじゃ行こうか。レディゴー。

なぜセミナー前に講師が書いた課題図書を読む(読ませる)のか?

「売上あがるなぁ笑」
最初の感想です。

今回の研修参加者は150人ぐらいと聞いています。 1冊当たりの書籍代 × 参加者数 × 2会場で考えても結構な金額ですね。まず最初は営業的思考が浮かんできました。

その後も本の内容も読みながら、平行して「なぜセミナー前に講師が書いた課題図書を読む(読ませる)のか?」が僕の頭の中を回遊しています。

ちなみに本の内容を簡単に紹介すると、序盤は講師の生い立ちから始まり、挑戦と挫折と成功が書かれており、後半は本題の内容について書かれていました。

「なぜ?」を突き詰めながら読み進めていくことで「気づき」が出てきます。

「whyから始めよ」とは- リーダーシップ理論でよく語られるサイモン・シネックの言葉。TED動画では4000万回以上も再生されており、内容もおもしろいです。

優れたリーダーはどうやって行動を促すか TED動画 

ここで一つ、私はある「気づき」を得たのです。

序盤の生い立ちからの挑戦と挫折の文脈で「個人のセルフブランディング」を発信する事で、読み手の感情を刺激し「心理的安心」と「心理的好感」を創っているのではないか?

有名なセミナー講師と聞くと「すごい人」「成功し続けている人」っていうイメージありません?「この人だから出来たんだ」「僕とは違うんだ」「この人は特別だから」 という様に読み手の思考に壁が出来てしまいます。

そんな中、失敗や挫折を洗いざらい書く事で、読み手に「心境の変化」が生まれます。 「この人も最初は僕と近い状況だったんだな」と。その中で挑戦する事をあきらめず、成功するまでやり続ける姿に人は感動し、ファンになり、読み手の心は開かれる訳です。

出会う前から自分に好意を持たれるって素敵やん

「なぜセミナー前に講師が書いた課題図書を読む(読ませる)のか?」再びこの言葉に戻ります。

私は明日、この本の著者であるセミナー講師の研修に参加します。本を読み終えた後の私の心理状況は、

  • 初めて会う人に感じる「共通の不安」がなくなった。
  • ファンになっている。
  • セミナー講師との心の距離感が一方的に近づいている。

そうです。 私は出会う前からセミナー講師に「敬意」と「好意」と「安心感」を持っています。その状態で3日間の研修に参加するんです。

これってとてもセミナー講師からすると、アドバンテージを持てる状態ではないですか? セミナースタート時から、参加者のコンディションがベストの状態から始められるんだから。

これは書籍&セミナーのパッケージに言える話だけではなく、ブログやSNSでも同じ事が言えると思います。ブログを読んで親近感を感じ問合せやセミナーに参加する。SNSの情報発信でも同じ心理です。

本は書けないけど、ブログは書ける。
ブログは書けないけど、Twitterはできる。
Twitterはできないけど、Facebookは投稿できる。

セルフブランディングの手法は今の時代、何でもあります。私もこつこつコンテンツを配信しながら、コンテンツのクオリティを磨き、セルフブランディングしています。今回の本を読みながら、色々な気づきを得る事が出来ました。本に書かれていない事も。

世の中には、気づく人・気づかぬ人がいますが、私は前者であり続けたいとこの本を読んで感じました。ちなみに書籍の名前は今回セミナー講師でもある佐藤 英郎先生の「気づく人、気づかぬ人―“人材育成の超プロ”が書いた」という本です。

まとめ

企業力や商品力だけでは勝てなくなった先にあるのは「個の時代」自分自身のブランディングが結果を左右する時代です。

ネットで見つけてもらえなければ、どうやってあなたは見つけてもらうの?
このような思考が、当たり前の時代になってくるかもしれませんね。

新大阪駅に着いたので今回はこれでおわり。それではまた来週!


LCT編集部