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特別企画

失敗談を語っていますか?

2018.10.25

mistakeと書かれた看板

こんにちは。児島です。

時間の流れは早いもので、私の担当する記事は今日で4回目となります。

あらためて、このコンテンツ枠は誰に向けて書かれているかの説明ですが、個人・法人に関わらず、広告費の削減やWebでの集客を担う立場の方々です。

とはいえ、私は高名なノウハウマスターではないので、こうすればいいですよといった不確かな情報を流す訳にはいかず、それらとは違った視点から皆さんに情報を提示することでこの枠をよりよいものにしようと考えています。

前回の記事では、価値の本質に迫りました。

ご紹介した公式を目の前の事象に当てはめてもらえれば、価値についてほぼ説明ができると思っています。皆さんもぜひ実践して、次なる発想に繋げてみてください。

さて今回も価値の話です。今日は「失敗談」という観点から価値に迫っていきたいと思います。

失敗談には価値がある

あまり語りたくないのか語る場がないのか、私のまわりには失敗談を語る人が少ないように感じます。失敗談というのはそれ自体に価値(=違い)があるので、それをどういった形かで表現しないのはとても勿体ないことです。

ここで思い出して欲しいのは、今まで誰かの失敗談を聞いて気分を害したり、相手に嫌悪感を持った経験があるかということです。少なくとも、私にはありません。

なぜないのかというと、それはきっと、失敗談にはいい意味で相手との距離感を縮める要素が含まれているからだと思います。

内容によってはその失敗を大いに笑え、またその時の自分の置かれた状況によっては元気をもらえたりする。そんな最強のツールなのです。

私の失敗談の一つにこんなものがあります。

11ヶ月で13人に振られた

何を失敗と捉えるかは人それぞれですが、世間的にこの出来事を成功と捉える人はまずいないでしょう。

11ヶ月で13人に告白された男の話と、11ヶ月で13人に振られた男の話。皆さんだったらどちらの話を聞きたいと思いますか。

私は後者です。11ヶ月で13人に振られる男とは(人間とは)一体どういう奴なのだ、と私ならつい喰い付いてしまいます。

実際この話を聞いた相手によっては、女性に振られたことよりもその行動力に注目し、私という人間をより知ってくれようとしました。

このように、失敗談を語ることで自身の人付き合いに幅が出たことは間違いないと思っています。

あなたの失敗談は?

さて。皆さんの語れる失敗談とは何でしょう。はたまた、皆さんにしか語れない失敗談とは何でしょう。私の例は極端だったかもしれませんが、他者(他社)と差別化を図りたいと思考を巡らす際には、ぜひこの「失敗談を語る」を経由してみてください。そこには必ず巷には転がっていないユニークな情報が立ち現れるはずです。

そしてそのユニークな情報を継続的に発信することで差別化が図られ、結果、広告費の削減やWebでの集客につなげることも可能ではないかと私は考えます。

皆さんの語れる失敗談とは何ですか。
皆さんにしか語れない失敗談とは何ですか。

ではまた次回、お会いしましょう!


LCT編集部