中小企業社長へ 採用コストゼロ円への道 ブログのススメ
2019.07.18中小企業がコストを掛けずに、「求める人材」を集めるには、経営者のブログがよい。理由は社内で「一番のコンテンツ」をターゲットに発信し続けられるから。
私も過去、経営者のブログがきっかけで入社した事がありますが、経営者のブログには求職者が知りたい情報や共感ポイントがたくさん詰まっています!
採用媒体には掲載できない「リアルなストーリー」を発信できる。
当時、求職者向けの採用サイトを持っている企業もほとんどなかったので、求人に関する情報は、
- 転職サイトの募集要項
- コーポレートサイトの採用情報ページ
そこには、無機質な文章とよくあるセリフが散りばめられていて、本当に知りたい情報が載っていない場合がほとんどでした。
これでは、「働く魅力」が全く伝ってこない。
その中で経営者が書いたブログには、 日々会社での出来事や、経営者の考えや会社の方向性や社員との日常など、「リアルなストーリー」が描かれていました。
そうやって私はどんどん「リアルなストーリー」に惹かれてきました。
それからブログを読むのが日々の楽しみ・日常になり、次第に「共感」に繋がって、 最終的には、「会社の一員として自分が働く姿」をイメージするようになりました。
「求職者のファン化」 言い換えるならば「ブランディング」
企業それぞれ、「求める人材」はあるでしょうから、ターゲットの人材に向けて会社の強みをブログで発信し続ければ、似た仲間が集まってきます。
私が知っている経営者も、採用はすべてブログ経由で採用コストはゼロ円。
社会的に認知度が低い企業であれば自由に発信できるブログは強烈な武器になります。
「社長のブログやSNSを見て応募しました」なんてセリフ聞いた事ないですか?
「10人全員に好かれるブログより、強烈に好かれる一人に書くブログの方がよい」
情報過多の時代に表面的な言葉・情報では選ばれません。
求職者の情報選別能力も上がっているから余計に。
求職者が求めているのは「リアルな情報」
発信する側としても、「絞り込む勇気が必要」だと感じます。
私もFacebook・Twitterで発信していますが、やっぱり共感を得る記事は「ユニーク」です。
言い換えるなら「とがっています」
私も発信する側として、「個のキャラクター」を発信していかないと「選ばれないな」と感じます。
「絞り込む勇気」を持つことで「選ばれる理由」が明確になる。
求職者の仕事に対する価値観が多様化している今、会社の特徴を全面に出した採用情報が、今の求職者の求めている「リアルな情報」ではないでしょうか。
置きにいった採用情報よりも、採用ターゲットに目掛けて「絞り込んだ採用情報」の方がターゲットには刺さる。
「みんなの採用情報」よりも、「あなたに向けた採用情報」
絞り込む勇気。
私も発信を通じて、「個のキャラクター」を出します。
これからの新しい時代で、選ばれ続けたいから。
LCT編集部