「人材採用 × Webマーケティング 会社の強みUSPって?」
2019.03.14消費者が購入に至った「決め手」それがUSP
私はWeb制作会社でプランナー(提案型営業)をしています。
ホームページ運用で課題を抱えているクライアントの課題原因を追究し、解決提案を示し成功に導く仕事です。
私がプランナーとして最も大切にしている事は、相手の言葉に耳を傾ける事。
「ヒアリング」を何よりも大切にしています。
「話す:聞く」の割合は「3:7」でほとんど聞いているか、質問しているかです。
なぜ、私がヒアリングを重要視しているか。
その理由の一つは、
「何に悩んでいて、どうなりたいのか?」がクライアント自身が分かっていない事があるので、まず課題分析した後、目標設定し、両者でコミットします。
「課題原因は○○です。課題を解決する為に○○をしないといけませんね。」
といった具合に。
そしてもう一つの理由は、「会社の強みは何なのか?」を知りたいからです。
私が訪問する企業の経営課題は、
・ホームページ集客に課題を抱えている。
・ポータルサイト依存の人材採用戦略で応募が獲得出来なくて困っている。
この2点です。
共通して言える事は、
「企業が顧客や求職者に選ばれる理由はどこにあるのか。」
購入・応募といった決断をした「決め手」はどこにあるのか?を理解しないと、課題解決の提案が出来ないからです。
USPとは
USP(Unique Selling Proposition)とは、「独自の強み」です。
その強みはあなたに強力な利益を与え、他社では手に入れられない独自の強みであり、内容は強力であればあるほど多くの消費者を動かす事になります。
「結果にコミット」でお馴染みのライザップが分かりやすい例です。
私の友人もライザップでかなり痩せましたが、料金は従来のジムに比べ高額です。
ですが友人は「料金」が決め手になった訳でもなく「トレーニング方法」が決め手になった訳でもありません。
決め手となったのは、「痩せるという結果」に期待を感じたからです。
「結果にコミット」が決め手になりました。キャッチコピーがUSPです。
とてもわかりやすいですね!
分かりやすいUSPは消費者に届きやすい。
商品やサービスが溢れかえっている時代に、他社と差別化されていない商品は消費者には選ばれません。求職者側から見た企業にも同じ事が言えます。
USPを見つける為には
「USP? 会社の強みかぁ~。思いつかないな~。」
なんて事もよく言われますが、「会社の強み」を知る為の便利なツールがあります。
「お客様アンケート」です。
企業が選ばれる理由はお客様が知っている。
商品を購入したお客様。新規取引先になった取引先。人材採用に置き換えると、入社決意した新入社員。
「なぜ、お客様は他社の商品ではなく、あなたの会社の商品を購入するに至ったのか」
「なぜ、求職者は他社ではなく、あなたの会社に入社するに至ったのか」
あなたが分からなかった会社の強みはお客様が知っています。
逆に弱みも見えてくるので、会社の強み発見・改善の為に「お客様アンケート」「新入社員向けアンケート」を実施する事を進めます。
ホームページ集客が成功している企業は「お客様アンケート」をとても大切に保管している企業が多いんですよ。ある社長なんか「事務所が火事になったらアンケートだけ持って逃げる!」なんて社長もいたくらいです。
「USP=会社の独自の強み」を知る為に、「お客様アンケート」をとってみてはいかがでしょうか?
次回記事について
今回の記事で、人材採用・マーケティングに関する記事は終わりです。
採用・マーケティングに関しての記事は、リクト自社ホームページでブログを開設し、より深く・広く、分かりやすく、人材採用やマーケティングに関する記事を発信していきます。開設したら次回記事でご紹介しますね!
次回からのリクトマグはガラッと内容を変えますよ~!
詳細はまだお伝え出来ませんが、近々秘密の打ち合せがあるので、そこでコンセプトが決まったら次回リクトマグで記事アップします! 打合せ次第では企画自体がボツになる可能性もありますが・・・。
それではまた!
LCT編集部