音楽好きな私がサブスクリプションの虜になった話
2018.10.05こんにちは。
lctmag編集部藤吉です。
突然ですが、毎月「定額」でサービスを受けていることってありますか?
私は小さい頃からドラマっ子で、親友とは3ヵ月に1回、次のドラマの時に「次この女優がこんな役で出る」とか「このドラマは面白そう」など、ドラマ評論会を開催していたほど、ドラマやテレビ自体大好きでした。
大人になった今、仕事の忙しさでテレビを見る機会もグッと減ったことで、溜まったフラストレーションを解消するべく始めたのがhuluの契約。
月々1,007円(税込)※で50,000本以上見放題出来るので、外出先だけではなく自宅でも楽しんでいます。
※2018年9月時点
最近では月額料金を支払って週に1回食材を配達してくれたり、月々〇〇円で車乗り換え放題だったり、adobeもパッケージから定額制になったりと、さまざまなところで「定額」サービスが行われていますよね。
そんな一つの商品やサービスに対して、対価を支払うのではなく、利用する期間に対して対価を払う、いわば「定額制」のことを「サブスクリプション」と言います。
前置きが長くなりましたが、今回はhuluだけじゃない、まんまと「サブスクリプション」の虜になったあるサービスのお話をします。
Spotifyによってライブに行く回数増!
利用している方も多いと思いますが、「Spotify」とは4,000万以上の曲へのアクセスを提供する音楽配信サービスのアプリ。
Spotifyのいいところは、基本的にアーティスト別などの観点よりも、数多くのテーマに沿ったプレイリストを選択して曲を聴く方式です。
さらには最初に好みのアーティスト登録いますので、「おそらくこの人はこういう曲やプレイリストも好きだな」などその人に合った曲選定もしてくれるのも特徴です。
これまでの曲の出会い方といったら、テレビやCDショップなどで自ら見つけに行くという方法だったので、どうしてもアーティストに偏りがありました。
しかしSpotifyは、基本的にシャッフル再生なので、今まで聞こうとも思ってなかったアーティストの曲を聴く機会も多くなり、
「このアーティストは勝手なイメージで苦手だったけど、こんなにいい曲作っているんだ」
など新しい発見にもなり、気づいたらそのアーティストのファンになり、旦那や友人にも勧めて、この数か月だけでも3組のライブに行くまでにもなりました。笑
人が思うお金の価値はどこへ?
こういったサブスクリプションのサービスは、「定額制」だからこそ企業側にとっては毎月一定の収入が得られるというメリットがありますが、反対に消費者側からすると月々の固定費として捉われるケースも。
だからこそサービスとして確立させるなら、常に人々の心が離れないようなアップデートの仕組みを考える必要があると思います。
しかしサブスクリプションの文化が広まってきている現代だからこそ、人が対価として考える価値は、モノではなく体験や情報へ切り替わっているような気がします。
今回の私のように「音楽」というジャンルにおいては、今までiTunesで購入するのが当たり前でしたが、買うのではなく「利用する」という意識に変わっているんでしょう。
この話は最近増えてきている「体験を意識したweb制作」にも通ずることだと思います。
今後は、そうした「体験や情報提供」につながるサービスが大事になってくるのではないでしょうか。
LCT編集部