福岡発の制作会社リクトのWebマガジンリクトマグ|Web集客×福岡×スクール=広告費削減

編集部ブログ

大人になって増えた?変化した?子供の時の視点

2018.10.12

どうもはじめまして。
リクトでフロントエンジニアとして毎日パソコンをカタカタしております斎藤と申します。

さて、いきなりですが子供の頃こんな事を親や大人に言われた事ありませんか?
例えば・・・

「早く寝ないと怖いおじさんが来るよー!」
「食べ物を好き嫌いしてたらオバケがでるよー!」
「お年玉はお母さんが預かっておくね!(^-^)」

あたり前ですが、子供の頃は子供の視点がどうのこうのというより、大人の言うことを言われるがままに聞き入れるしかありません。
(3つ目は今でも腑に落ちませんが。)

しかし今思い返せば(躾の為でしょうが)大人にまんまと騙されていたんですね。
(やはり3つ目は今でも腑に落ちませんが。)

えっ?私たちは教育の現場でも大人に騙されていた!

私たち日本人が幼少の頃、慣れ親しんだものといえば、昔話などの絵本、アンパンマンやドラゴンボールなどのヒーローアニメ、仮面ライダーやウルトラマンなどの戦隊モノが挙げられます。
これらは日本人の精神の形成に影響する日本幼児教育の教材の一部と言っても過言ではないでしょう。

しかしあなたは、これらの内容を大人になってから振り返ったことがありますか?
では昔話についてその内容を振り返ってみましょう。

昔話と聞いて私が真っ先に思いつくのは「桃太郎」です。
ご存知のように川を流れていた桃から生まれた桃太郎という少年が猿や犬、キジをなどの動物を吉備団子で仲間にして鬼ヶ島に向かい鬼を退治し、金銀財宝などの戦利品を持ち帰るというお話。

「悪は滅び、正義は必ず勝つ。常に勇敢であれ!」がスローガンなのかな?っていう物語です。
ほぼ100%の日本人が内容を知っている正にキング・オブ・昔話。

ではその「桃太郎」について、大人になった今の視点で内容を振り返ってみましょう。

大人の視点で桃太郎を振り返ってみる

「あっ、桃を切った時に現実世界なら桃と一緒に桃太郎も切られるよね?
桃だけ切れるなんてありえない!とか言いたいんでしょ?」

とか思いましたよね?

いえいえ、違います。(ならばその前に桃から生まれるって何だよっ!)
私がまず大人になって「ん?」と疑問に感じたのは、桃太郎が鬼ヶ島から持ち帰った金銀財宝です。

普通の親(大人)ならば、
「なんで人のものを勝手に持って帰って来たの?返してらっしゃい!」

こう言って桃太郎を叱るでしょう。
もしそれらの財宝が鬼が昔、誰かから奪った財宝だったとしても桃太郎たちが所有してよい理由はどこにもありません。

もうお気づきですよね。
実はあの年老いた二人、川から桃を許可なく持って帰った以前から鬼が所有している財宝のことを知っていたのです。
しかし自分たち年寄りには鬼から財宝を奪い取る術はない。
そう考えていたある日、なんか知らないがたまたまゲットした桃太郎を一流の盗人(モンスターハンター)に育て上げようと考え、そして見事に成功を収めたのです。
桃太郎をゲットしたときすでに彼らの脳裏には金銀財宝を鬼から奪う意志があったのです。

そうでないとおかしいですよね?
一般の老夫婦に育てられた少年が鬼に勝てるように成長しますか?
普通はありえません。
きっと桃太郎は幼少から特殊訓練を受け、それだけでなく、「鬼は憎き倒すべきものと」洗脳教育を受けたのでしょう。
(危ねえ、一生騙されるとこだったぜ。)

要する何が言いたいかと言うと

もし私達が子供の頃、この桃太郎の行動に感銘を受け、自分が悪いと思った人を懲らしめその人の所有物を奪っていたらどうでしょうか?

私:「だって桃太郎もやってたやん!なにが悪いと?!」
で通用しますか?
警察:「はいはい、詳しいお話は署で聞くけんね~♪」
現実世界ではこうですよ。

老夫婦と桃太郎の犯罪の数々が多々含まれているにも関わらず、その結末を「めでたし!めでたし!」と称賛する始末。
桃太郎サイドの犯罪行為は何一つ説明されていない。
しかも鬼が具体的にどんな悪さをしたかの説明はほとんどなく、鬼=悪という前提のもとで物語は進んでいき、桃太郎は罪がない可能性のある鬼たちを全員虐殺したのです。
中には自分が鬼と自覚していな無邪気な子どもの鬼や年老いて何の抵抗もできない鬼、また妊娠中の鬼もいたことでしょう。

さてここで、桃太郎サイドの犯罪(一部)をおさらいしましょう。

爺さん・婆さん
・未成年の略取、誘拐
・殺人(殺鬼)幇助
・殺人(殺鬼)教唆

桃太郎
・窃盗罪(刑法235条)
・強盗罪(刑法236条)
・殺人(殺鬼)罪
・殺人(殺鬼)教唆(動物たちへ)

大人は「桃太郎」を子供に触れらせる時にこれらの事実を教えるべきではなかったのでしょうか。
もっと言わせていただくと!

・「赤ずきん」、「狼と七匹の子やぎ」=>狼を猟奇的殺害
・「カチカチ山」=>たぬきを火だるまにし惨殺
・「さるかに合戦」=>猿を惨殺(圧死)
・「ヘンゼルとグレーテル」=>住居不法侵入、及び器物破損
・「かぐや姫」=>幼女を誘拐、拉致
・「金太郎」=>銃刀法違反、動物を虐待

どうです、私たちが読んでいた昔話ってヤバくないですか?

視点や考え方が増えれば、結果も変わってくる

さて、今までのは冗談、お遊びのようなものです。
すみません。

もし私がこのような事を本気で主張していたら、リクトは私の雇用を見直した方が良いでしょう。(笑)

今回の様に、今まで教えられるがままにそうだと決めつけていた物事をわざと皮肉って視点を変えて考えなおすことは面白くないですか。
私はこのような考え方を仕事に取り入れるようになってから仕事の方向性が大きく変わりました。

ウェブサイト制作を始めた頃は、カッコいいサイト、画像や文字がバンバン動く賑やかなサイトに憧れ、そのようなサイトばかり作成していました。
しかし、
「このサイト、内容が伝わってない?しかも毎回表示が遅いよね。良かれと思ってるのはお前だけだよ!」
と気づけたことにより、ユーザーの視点を想像するようになり、ユーザーが見やすいレイアウト、文字の大きさや配色、表示スピードを考慮するようになっていったのです。

結果、複雑なコーディングをする必要はなくなり、作業効率も向上しました。
時には別人になりきって作業をすると今まで気付かなかった間違えに気付くことも多々あります。

結果を変えてみたいなら視点を変えるのが一番!

私の仕事に関して言えば、SEOの方法やコーディング方法などを常に変化していくものを定期的に確認や調査をすることは重要な事です。
しかし「今行っているこれが正しいんだ!」と何となく思い込み、同じことを繰り返していることがほとんどです。
当然、結果に良い変化は現れませんし、良い結果が得られるチャンスを逃しているかもしれません。

もしかするとこの記事を読んでくださっている方の中に、
「この方法で間違い無いのに結果が出ないなぁ。」
「Web広告に結構お金かけているのにの効果が思わしくないなぁ。」
「会社のイメージを変えたいけど何から着手したらよいか分からない。」
と思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今までの経験や独自の正攻法を信じるのももちろん大事な事ですが、今回の「桃太郎」のように、通常の視点を敢えて変え、考えてみると今まで全く気づかなかったアイデアにたどり着くかもしれません。

私たちリクトは「わかりやすい情報を、探しているすべての人へ。」を活動の主軸としています。
Web広告やサイト運営に注力しているのに結果が出ない方たちのお手伝いをさせていただいております。

この場を借りて

小学生の頃、将来の夢という課題の作文で
「将来はシティーハンターになりたい!」
という内容を書いたところ、担任のA先生から職員室に呼ばれ説教をされました。

あの時は訳が分からず、ただ将来の夢を奪われたと思っていました。
A先生、ありがとうございました。
あの時の熱心なご指導のお陰で今このように、お天道さまの下で働く事ができています。
私はドスケベなスナイパーになるところでした。

今回の記事に最後までお付き合いいただいた方、誠にありがとうございました。


LCT編集部