52歳のWebディレクターがフリーランスから会社員になった理由とは
2019.12.20はじめまして。2019年12月、株式会社リクトに入社した廣川修治と申します。
タイトルにもありますように現在52歳。Web業界では結構な高齢者です。
というのも、私が20歳くらいのときには、まだインターネットは一般的でなく、Web業界そのものが有りませんでした。
ISDN回線でテレホーダイサービスが始まったのが1996年2月ですので、その頃からインターネットが一般化していったと考えると、それから現在まで約24年。
当時、新卒者ができたてのWeb業界に入っていったと仮定すると現在45~46歳くらいの方達が最年長層ということでしょうか。
実際、私の経験からしても、この業界で50歳過ぎの方に出会うことは殆どありません。
もちろん、経営者としてであればいくらでもいらっしゃるのですが、プレーヤーとしてはほぼ皆無です。
ついつい年寄らしく前置きが長くなっていますね(笑)。
さて、ここから本題です。
私はリクト入社前の3年間はフリーランスとして仕事をしていました。
それがこのたび、会社員として働くことになったのはなぜなのか?
もしかして、なにか劇的なことが我が身に起きたのか?
それとも生活に行き詰まって仕方なくリーマン生活となってしまったのか?
ハアハア・・・失礼・・・
気を取り直して、今回は入社して最初の記事として、リクトに入社するに至った経緯と動機などについてお話したいと思います。
なぜWeb業界に入ったのかについては、また別の機会ということで。
リクト入社前は何をしていたのか
私がWeb業界で働き出したのは、約6年前。リクト入社前の3年間はフリーランスでWebの制作から運用までを直請けで行っていました。
制作はクライアント様との打ち合わせから企画構成、デザインは外注が多かったのですが自分ですることもありました。
そしてコーディングから納品まで。
運用は、サイトの更新作業はもちろん、SEO対策として主にコンテンツの作成、ネット広告運用代行などなど。
クライアント様のところへ毎月のご訪問しての打ち合わせや、サイト運用・リニューアルについてのご提案も行い、ときには新規のお客様をご紹介を頂くことも。
このようにクライアント様には大変良くしていただき、そのおかげで自分ひとりが生きていくには過不足ない生活ができていました。
リクトに入社しようと考えたきっかけ
直接的なきっかけとしては、リクトがWebディレクターの求人を行っていると知ったことです。
実はリクトのことは私がWeb業界に入った6年前の頃から知っていました。
私が最初に働いたWeb制作会社の社長とリクトの山口社長が旧知の仲でしたので、業界新人の頃にリクトを知り、それからずっと気になっている会社だったのです。
その会社が求人を行っている!しかもディレクター職!
うーん、どうしよう・・・
ここからが間接的なきっかけの話なんですが、フリーランス生活の中で常々思っていることがありました。
それは、「このままでは取り残されるのでは」という漠然とした不安です。
あ、社会に取り残されるってことではないですよ。
Web業界から置いていかれるという意味です。
簡単に言うと、インプットができない。
新しいツールやサービスがどんどん出てきて、日々勉強しながら取り入れるべきものは取り入れていかないと、この業界ではすぐに浦島太郎状態です。
日々の仕事に追われている状態だと、情報を仕入れることはできても、なかなか実践に至らない。
まあ、自分の甘えですけどね。
フリーランスでも、常に新しいものを取り入れ、情報発信までなさっている方はたくさんいらっしゃいます。
ただ自分の年齢を考えると、これから組織に入ってこの悩みを解消しようというのは現実的ではないと思っていたので、具体的方法が思いつかないまま過ごしていました。
そのような日々の中、リクトの求人を知ったわけです。
リクトの求人に応募した結果は?
リクトの求人に応募するまでに約10日ほど悩みました。
私は楽天的な性格だと自分では思っているので、あまり物事を長期間悩むことが少ないのですが、こんなに悩んだのはいつ以来だろうという感じです。
そして意を決し、まさしく清水の舞台から飛び降りる心境で、応募ボタンをポチッと・・・
面接の結果、無事採用して頂けました。
入社してはや3週間、まだまだ戸惑うことも多いのですが、同僚の皆さんからの多くの助けを受けながら、リクトの一員としての日々を送っています。
リクトの社員としての仕事はまだまだこれからですが、あのとき応募してホントによかったなーと実感しています。
次回の記事は、フリーランスから会社員に転身して感じたことをテーマに書きたいと思ってます。
これから、リクトとともに廣川修治をよろしくおねがいします!
LCT編集部