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クライアントがWebで本当に伝えたいこととは

2020.07.20

53才Webディレクターの廣川です。毎日複数の案件に携わり、より良いWebサイトを世の中に公開すべく日々励んでいます。

今回は、クライアントがWebサイトで本当に伝えたいことについて、考えさせられることがあったので、その話を共有します。

コーポレートサイト・事業紹介としての1ページ

そのクライアント様の事業はBtoB、BtoCの両方があり、事業によってターゲットが違います。

大きく5事業があり、それぞれ関連はありますがターゲットが異なるため、1事業につき1ページで事業内容を紹介をしていくことになりました。

制作が進みもうすぐ公開というところで、ある事業の1ページだけクライアントにご納得いただけません。

曰く、「その事業をなぜ始めたのか思いが伝わらない」との事でした。

事業紹介の子ページとして、他の事業と同じ形で制作したのですが、その事業は新しく始められた事業であり、思い入れも強いようです。

例えばLPとして作るのであれば、「このようなお悩みはありませんか」→「この事業(サービス)を利用することで解決できます」という構成で作ることはできます。

しかし広告の予定はなく、また事業紹介の他のページと違う形にすることで、コーポレートサイトとして全体的なバランスが崩れると考え、LPとして作るならコーポレートサイトとは別に制作し、事業紹介ページとしては今の形がいいのではとご提案しました。

ユーザーが必要とする情報とクライアントが伝えたいことのどちらを取るべきか

クライアントとこの事業について色々話しをしていく中で、クライアントにとってはなぜこの事業を始めたのかという部分がすごく重要で、どうしてもここで伝えたいという思いは理解できました。

しかしWebサイトは基本的に閲覧するユーザーのためにあります。

そして、ユーザーに対して有益な情報を届け、このページに辿り着いて良かった、自分の知りたいことが全て書いてあったと思ってもらえるページが理想だと思います。

そこにサイト側の押しつけのような感情が入るとユーザーは離れるので、結果クライアント様の為にはならないといったことはしばしばあります。

今回の場合はクライアント様の「なぜこの事業を始めたのか」という点、またターゲットが同業者(事業内容は同業者向け代行サービス)である事が、キーポイントとなりそうです。

「なぜこの事業を始めたのか」それは、同業者が忙しい中、この作業に時間を取られ大変な思いをしている。

しかも必須の作業であるため、避けて通れない。

一般的な業界とは少し違うため、外部に作業を委託するのは難しい。

その中で同業者として代行サービスを行えば、委託した業者はもっと有益な時間が取れ、ひいては業界全体のために貢献できるのではといった事でした。

なるほど、ターゲットが同業者なら、他のページと合わせた作りをするより、クライアント様の思いを入れたページ構成にした方が、共感を得てよりコンバージョンに繋がるかもしれない。

こう考え、今回はページ構成を見直してよりクライアント様の思いを伝えられるページに作成し直すことにしました。

結果はこれからですが、自分の今後のサイト制作にとって勉強になりました

現在ページ修正中のため、今回の判断が正しかったのかはこれからの検証となります。

できる限り、ユーザーにとって押しつけにならないように工夫したページにするつもりです。

決して画一的に作るのがいいとは考えていませんが、ユーザーにとって有益なページであると同時に、クライアントにとってもご満足いただけるページを作成するのは、なかなか難しいと感じます。

だからこそ、毎日が勉強の積み重ねですし、クライアントとユーザーのどちらにも満足いただけるWebサイトを制作するため、日々精進していきます。


廣川修治