老舗の製氷会社がつくる極上かき氷 秋限定商品「ほうじ茶モンブラン」
2018.11.05「おいしい氷屋」さんの秋限定商品「ほうじ茶モンブラン」をいただいてきました!
ちなみにこちらでいただけるコーヒーは、今では大人気!話題の豆香洞コーヒーなんですよ。
かき氷に珈琲ってけっこう合います( ´∀`)b
ほうじ茶モンブラン 950円(税込)
フワフワのほうじ茶かき氷の上に、甘さをおさえた生クリームとモンブランクリームがのったかき氷は、見た目も巨大モンブラン 🙂
ほうじ茶は、かき氷に合うような粉末のものを使い
モンブランクリームは、ケーキに使われているものだともったりするので
こちらもかき氷に合うように材料を調合して軽めにしているそうです。
かき氷のてっぺんにのった栗もたくさんの候補の中から選ぶなど
何十回と試作を重ねた期間限定商品です。
生クリームをかき分けるとほうじ茶のかき氷が〜
おいしい氷屋のかき氷は、かき氷を食べた時特有の頭にキーンとくる感じがなく
ペロリと最後まで食べれちゃう極上かき氷なのです。
ということで、完食しましたよ(゚∀゚)
おいしい氷屋の氷が、おいしい理由
かき氷でひとり完食ってまぁまぁハードルが高いと思うんですよ。
頭キーンとなるし。甘いし。
最後ドロドロだし。
でも「おいしい氷屋」のかき氷がペロリと最後までいけちゃうのには理由があるのです。
「おいしい氷屋」の氷は、72時間かけて130キロぐらいの大きな缶の中で凍らせます。
氷は外から内にむかって凍っていくので
そのままだと不純物や空気が一緒に凍ってしまい白くなってしまいます。
家庭の冷凍庫で作った氷がそんなかんじですね!
さて、おいしい氷屋を展開している九州製氷では、だんだん不純物や空気がたまっていく内側の水を定期的に入れ替えます。夜勤スタッフも稼動し氷の内側の中心まできれいな水で凍らせるので、透き通ったキレイな氷ができるのです。
頭がキーンとならないフワフワかき氷の秘密
氷ができた後、おいしい氷屋ではそのまますぐかき氷にしません。
冷凍庫の中はだいたい-18℃。口の中の温度はだいたい36℃ですが
この温度差があのかき氷を食べた時の「キーン」を生んでしまうそうなのです。
そこで、おいしい氷屋では、冷凍していた氷をそのまま削らず、常温に戻す為に一度水につけます。
それから-4℃ぐらいになったところで削ります。
そうするとフワフワで羽のようなかき氷ができます 😛
氷に価値を与えるかき氷屋をつくりたい
「おいしい氷屋 天神南店」は
創業二十一年創業の製氷会社「九州製氷」が立ち上げた、かき氷とコーヒーの店です。
伝統の製法で作った氷を使用したかき氷とスペシャルティコーヒーの店として
多くのリピーターを集めています。
製氷会社としてずっと冷却用の氷を作ってきた九州製氷ですが
7年前に家飲み文化や、ハイボールやサワーなどが流行り氷を使ったお酒が増えてきたことから
いわゆるロックアイス(袋氷)に参入。
氷のよさを知ってもらい、氷に価値を与える手段として
「おいしい氷屋」さんをオープン。
おいしい氷屋のファンになってくれれば、最終的に氷の販売にもつながるんじゃないかという思いもあったといいます。
家でつくる氷とは違う、手間暇がかかった伝統の製法でつくった氷のよさを知ってもらいたい。
かき氷を、夏の風物詩ではなく冬でも違和感なく食べられるスイーツに変えたい。
という思いがあり
冷たいけどおいしい!また来たい!!と思わせる新メニューをつくっています。
そのひとつが今回の「ほうじ茶モンブラン」なんですね〜。
この氷に魅せられ週4通う人やほぼ毎日来る人、1回で4杯食べる人など
おいしい氷屋のかき氷に魅せられたファンが確実につくられています。
私の初「おいしい氷屋」さんは、12月の雪降る頃でしたが
豆香洞さんのコーヒーと一緒にいただくかき氷は絶品で全く頭がキーンとなりませんでした!
冬にかき氷ってアリだな 🙂 と思った瞬間でした。
(これは驚きだったー)
自分たちがつくった氷に価値を与えたい
という思いから生まれた老舗製氷メーカーが生み出したかき氷を
ぜひ味わってみてください!
今回行ったお店情報
LCT編集部