マスク着用時の効果的なコミュニケーションについて
2020.07.02
こんにちは。
プランナーの山本です。
コロナウィルスで人との接し方が変わりました。
ソーシャルディスタンスという言葉が世に広まり、人とは十分な距離はとり三密は避けるといった新しい生活様式が世の中に浸透しています。
今まではバスに乗っても知らない人の隣に気を使わず座っていましたが、気になって立ったままバスを降りたり、空咳が出ると席を外したりと不便な毎日を過ごしています。
その中で一番大変なのが、マスクをつけてのお客様との打合せです。
マスクをつけてのお客様とのやりとり大変じゃない?
人間の五感による知覚の割合は、
視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%と言われています。
「初めてのお客様とお互いがマスクをした状態で会う」
人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報と言いましたが
マスクをつける事で顔の表情から読み取れる情報がほぼありません。
相手が何を求めていて、自分が話している内容にどんな反応をしているのか?
全く読めない中で進んでいくコミュニケーションは辛いモノがあります(汗
おそらくこの様な経験をした人は私だけじゃないはずです。
デリバリースキルは表情だけではない
コミュニケーションや所作よりも、話し合う内容が大事なんだから
気にしなくてもいいんじゃない?と思われる方もいると思います。
しかし、伝え方次第で相手の受け取り方は大きく変わります。
言い換えるならば、
伝え方=デリバリースキル
マスクをする事でデリバリースキルが大きく制限されてしまいます。
目の前のお客様の視覚情報が分からないうえに、自分の届けたい情報も伝わらない。
どないしたらええねん状態になります。
ですが人は制限されると何か新しい方法はないかと考える生き物です。
■私が工夫した3つのデリバリーは、
- アイコンタクトを強調する
- 声のトーン・ボリュームを変える
- ジェスチャーを加える
相手に届ける視覚情報を増やす事でマスク着用時でも効果的にビジネスコミュニケーションは改善されます。
まとめ
自分が開放すれば相手も心は開き、表情や所作に現れる事で得られる情報の質が上がります。
私と同じようにビジネスコミュニケーションでマスクを外したいと思っている人は顔以外の視覚情報を届ける工夫をしてみてはいかがでしょうか。
今までとは変わった相手の反応が見られるかもしれませんね。
LCT編集部