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特別企画

アウトドアキャンプからの、ホークスキャンプin宮崎

2019.03.06

プロ野球12球団一の観客動員数

2月16~17日は、宮崎でキャンプを楽しんできたのですが、その裏の目的はソフトバンクホークスのキャンプ見学でした。

毎年2月はプロ野球12球団が、4月の開幕に向けた調整のため、南国で1ヶ月間みっちり練習を行います。

 

読売ジャイアンツ、広島東洋カープ、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズなど、多くの球団は沖縄を拠点とし、その経済効果は100億円を超えるそうです。

 

そのような中、福岡ソフトバンクホークスは宮崎県にある「宮崎市生目の杜運動公園」をキャンプ地としています。

地元九州ということもあり、昨年の観客数では約21万人と、パリーグ2位オリックスの約2倍、最も少ない日本ハムの約100倍の観客数を誇ります。

 

やはり、本拠地に近いほうがファンが集まりやすいようです。

いざ、生目の杜運動公園へ

宮崎白浜オートキャンプ場にて日の出とともに目覚め、早朝から焚火を楽しんだ後、ホークスのキャンプ地である生目の杜運動公園へ移動しました。

 

11時ごろ現地に到着しましたが、日曜日ということもありすでに周辺の駐車場はどこも満車状態です。

 

臨時駐車場を案内され、看板を頼りに数キロ移動するとたどり着いた場所は河川敷の広大な駐車場でした。
臨時駐車場なのに、会場から結構遠い・・・

 

そして、無事に車をとめることができたものの、今度は移動用の臨時バスへ乗るために長蛇の列です。

写真:生目の杜運動公園への送迎バスを待つ長蛇の列

恐るべし、地元九州、12球団No.1の観客数・・・

 

ちなみに、臨時バスの運転手さんがとてもいい方で、運転席近くに乗った際に、バスの運転席に興味津々の子供たちへ優しく話しかけてくれました。

「ここを曲がると牛さんがいるよ」と教えてもらうと、民家の庭の木につながれた飼い犬ならぬ飼い牛が、車道に半分お尻を出した状態でお食事中でした。

 

恐るべし、宮崎!

 

そしてようやく、現地到着!

写真:ホークスキャンプ会場入り口

しかし、今度はちょうど12時ごろで練習も休憩時間。

観客が殺到した先はホークスビレッジと名付けられた飲食店の出店で、今度はここに長蛇の列です。

 

ここではチキン南蛮や地鶏の炭火焼、高千穂のソフトクリームなど、宮崎ならではのご当地グルメを楽しめます。

 

ソフトバンクだけあって、すべての出店で今話題のPayPayによる決済が可能でした。

 

話は逸れますが、今期からホークスでは価格が変わる「AIチケット」の採用や楽天の本拠地である楽天生命パーク宮城では現金が使えなくなる完全キャッシュレスなど、次世代の取り組みが加速している印象です。

 

イベント会場ではマスコットキャラクターであるハリーホークとリックホークが今期のチームスローガンである「奪Sh」にちなんで、ダッシュで歩数計のカウント数を競うイベントで盛り上げていました。

写真:ハリーホークとリックホークのステージイベント

昼食もすませ、午後からのメイン練習である紅白戦を見るために、アイビースタジアムへ移動。

 

今年で、ホークスが九州に上陸して30年の節目ということで、途中に大きなモニュメントも設置されていました。

写真:ホークス九州上陸30周年記念モニュメント

たかがキャンプ、されどキャンプ。ファンの一体感。

多い時には1日3万人が訪れるというホークスのキャンプですが、この日もかなりお客さんが多かったようで、アイビースタジアムも全席満員御礼でした。

写真:アイビースタジアムでホークスの紅白戦。客席は満席

ゆっくり見る場所もなく、泣く泣く球場を後にしましたが、かろうじてマッチこと松田選手の打席だけ楽しむことができました。

 

マッチの打球は飛距離十分なホームラン性の大ファール。
明らかなファールでしたが、紅白戦にも関わらず笑いながらビデオ判定を求めるジェスチャーでジョークを飛ばす松田選手に球場全体が笑いに包まれました。

 

こういうシーンを体験すると、球団があってこそのファン、選手があってこそのファンであることはもちろんですが、ファンあってこそのファンでもあるな、と改めて感じる瞬間でした。

 

遠く外野席から叫ぶように歌われる選手の応援歌や監督ばりに予想・批評をするファン同士の会話など、ファンがいるからこそ盛り上がるファン感情を体験することができました。

やっぱり、数の力。集まるってすばらしいですね。

 

福岡のヤフオクドームで見る試合とは一味違って、選手との距離も近くファンと選手の一体感がとても心地よかったです。

写真:目の前を通る、ホークス武田投手

そして、場内を移動する選手にサインをおねだりするのもキャンプの醍醐味です。
息子に色紙を持たせた我が家は、現役選手からのサインをもらう機会はありませんでしたが、元投手の帆足さんのサインをもらうことができました!

写真:帆足元投手のサインをもらって喜ぶ息子

そして、お土産は選手の顔が印刷されたプリントクッキー!

写真:お土産の選手クッキー

球春到来

さぁ、プロ野球ファンが待ちに待った球春到来。
3月のオープン戦(球団同士の練習試合)を経て、4月にはシーズン開幕となります。

 

個人的にも、とても楽しみです。

 

プロ野球公式サイトでは、球春到来を心待ちにするプロ野球ファンのインスタグラムが公開されています^^

NPB(日本野球機構)公式サイト

 

 


山口 裕介