福岡発の制作会社リクトのWebマガジンリクトマグ|Web集客×福岡×スクール=広告費削減

特別企画

GACKTに学ぶファンづくりとコミュニティ化

2019.09.03

写真:手をつないで並んでる

こんにちは。音楽好きライターの児島です。

このコンテンツ枠は、広告費の削減やWebでの集客を上げるための戦略に携わる方々向けに用意されています。ここであらためて、当リクトマグの趣旨を一部抜粋しながら明示します。

「ファンづくり」こそがこれからのWeb集客を支える。その「ファンづくり」について追求していくのがこのリクトマグ。Web集客に重要な「ファンづくり」のヒントを届けていく存在である。

つまり、何はなくとも「ファンづくり」なしにこれからの集客は難しいと考えていて、そしてその「ファンづくり」が成功した結果として広告費の削減が可能になりますと提案しているのです。

ファンづくりとは、あの人(またはあのグループ)の言うことなら間違いない。だからまったく違った視点からの提案だったとしても根底は繋がっているはずだから、その主張に乗りたい=それがサービスであれば購入したいという思考の流れを作ること。次は何をしてくれるのだろうか?といった期待感とも言えますね。

時代の流れを感じて

このリクトの推奨するファンづくりと同じような考えで、「コミュニティ化」について私は2013年から個人的に学んでいました。我々のような庶民がこれから生き残っていくには一体どうすればよいか?という局面に立っている実感があったからです。

コミュニティとは、出入り自由で、自分たち以外のコミュニティに属するのも全然OK、という性質を持っています。よく囲い込みをするグループやビジネスを見掛けますが、あれは厳密にはコミュニティと呼びません。

別にその形態を否定するつもりはありませんが、そういう理論はとっくの昔に終わっているよというメッセージが、現代のコミュニティ化に成功している人たちからは伝わってくるのです。

GACKTに学ぶ

つい先日、たまたま書店でGACKTの出版した「GACKTの勝ち方」という本を手にしました。内容的に億万長者への成功論なのかと予想したのですが、あれこそまさに、コミュニティの重要さを語った本だと思いました。

自分で自分の人生をデザインできた。そういう意味で彼は成功者です。彼だからできた一面も大いにあるとは思いますが、ただ庶民の我々も、その考え方は参考にすべきです。

ちなみに先ほどの囲い込みの話をすると、もういいです~と言っている若い女性ファンをGACKTが必死こいて引き止めている姿は想像できないですよね。彼は芸能人だから「ファンづくり」の方が言葉としてしっくりきますが、あれはまさしくコミュニティ化と言えます。

ここで先ほど挙げた、私の学んだコミュニティ化に関するメモを羅列します。参考になる部分があれば嬉しいかぎりです。

コミュニティ化のためのコンセプト作り3ステップ

  • 単純に自分はなにをやりたいと思っているのか?
  • 周りの人は何を求めていて、そのために自分は何をすべきか?
  • 自分になにが提供できるか?

上記の3ステップを言葉にするとこうです。

「私はこういう世界を作りたいと思っていて、その世界にしないとあなたも困ると思っています。そのために私はこういう事ができるので、理想の未来を目指して一緒に歩きませんか?」

この言葉を少し変換するとこうなります。

「今はそういう現実を歩んでいるかもしれないけれど、本当はこういう未来を歩めたらいいですよね。だったらこのコミュニティのメンバーになりませんか?」

ちなみに私自身に置き換えるとこうなります。

私は自分のユニークさを伝えられる人生を歩みたいと思っています。このことは多くの人にとっても大切だと思っていて、私の場合、電子書籍やPodcastで発信する活動がそれにあたりました。もし興味があれば、僕らと一緒にその方法を探していきませんか?

コミュニティ化に必要な物語

  1. 理想の未来に立ちはだかる敵=自分を操る他者。漠然とした不安など。
  2. 「秘密」の発見=1を打破するための秘密を見つける。
  3. 「秘密」の共有=2で見つけた秘密を共有し、皆で理想の未来に進んでゆく。

人は一体何にお金を払うのか=自分が生まれ変わる期待感。それが可視化しやすいのがコミュニティ。必要&楽しそう。この2つを満たし、購入することで得られる理想の未来をイメージさせられたらOK。

人間はその昔からトランスフォーメーション(変化・変容)にお金を払ってきました。そしてこれからも払い続けます。なぜならそのために生きているからです。

「ファンづくり」「コミュニティ化」

言葉は何でもいいのですが、これらを意識・体現せずに集客をしていくのは本当に難しい時代だと思います。当リクトマグはこれからも成長を続けますので、引き続きよろしくお願いいたします。ではまた次回お会いしましょう!


LCT編集部