共起語はおもしろい。
2019.09.10
みなさん、お元気ですか~?
その昔NISSANセフィーロのCMで井上陽水が発したセリフで登場の児島です。
やっぱり人生は「くうねるあそぶ」ですよね。さて。
SEOの時代はいつまで続くのか
さっそくですが、コンテンツSEOツール「Pascal」をご存知ですか?
https://www.pascaljp.com/
たとえば集客に困っている企業のWebサイトがあったとして、そのサイト全体においてナニが過不足していることで集客に繋がらないのかといった原因を、さまざまな切口から追究していくことができるのがこのツールです。
時間のかかる競合サイトの分析を自動化し、検索上位ページの傾向からコンテンツやタグの改善点を比較分析していきます。大きく以下の4つから構成されていて、それぞれを効果的に使うことでSEOの大幅な作業効率化を実現することが可能となります。
- ランキング
- 競合分析
- 記事作成
- 流入分析
先日ご縁あってこのPascalの使い方セミナーに参加しました。細かいところのレポートは他の方に任せるとして、私がこのセミナーで着目したのは「記事作成」の部分でした。
たとえば新規に記事を作成する際、テーマやキーワードをPascalの検索ボックス内に入力し分析ボタンをクリックすると、Google大先生がそのテーマやキーワードとつながりのあるキーワードを情報収集し、画面上にすべて表示させてくれるのです。
このつながりが多いキーワード群は「共起語」と呼ばれ、これら複数を組み合わせることで、ほどほどの文量およびSEO上で有利な記事に仕上がるという寸法です。巷のブロガーがPascalを使っているかは不明ですが、きっと似たようなツールを導入しながら生活の糧を得ているのだろうという想像が湧きました。
共起語の実例
芝生、内川、7回表裏、日本ハムファイターズ。
これらが何を指しているかわかりますよね。そうです。野球です。
では次はどうでしょう。
45、陸の孤島、髪の薄い元県知事、マンゴー。
そうです。宮崎県です。ではでは、こいつはどうでしょう。
あごのホクロ、アイロン火傷、バンドマン、11ヶ月で13人に失恋。
そうです。わたくし児島です。
このように共起語というのは、つき詰めていけば如何様にも広がるじゃないかというその可能性に、私はニヤニヤしながらセミナーを聴いていました。この記事を読んでいる方すべてにおいても、自分に紐づく共起語は必ずあるわけで、その中には自分しか知らないもの、他人が同じように認識してくれているものの両タイプがあると思います。
1.5流の組み合わせ
私はこのPascalセミナーの中で、あいつといえばコレというものを備えておくことの必要性をあらためて感じました。ある知人はこの共起語の話を「1.5流の組み合わせ」という言葉で表現します。われわれ庶民において一流は難しいにせよ、長年時間を費やしたナニかとか、他人より秀でたものは必ずあるはず。それらを組み合わせることで、他の誰ともかぶらない状態を作ることが可能になるのです。
- 料理
- イラスト
- マジック
私が今後覚えようとしていることです。どれだけ叶うかわかりませんが、これらがいつしか私自身を語る上での共起語になれば、また違った意味の引き合いにつながるかもしれません。
あらためて。読者のみなさんに辿りつくための共起語は一体どれだけあるでしょう? それらがあきらかに他者とは違ったもので埋め尽くされたとき、今とは違った世界・人付き合いが見えてくるのかもしれません。
では今回はこのあたりで終わります。また次回お会いしましょう!
LCT編集部