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特別企画

私が電子書籍を出版した理由(シーズン2)~俺があいつであいつが俺で~

2018.11.22

電子書籍を読んでる写真

こんにちは。隔週木曜に記事が更新される児島です。
自分が読みたいと思う文章を目指して、今週も筆を進めていきますね。

さて、さっそくですが……
みなさんは何を目的にこの記事タイトルをクリック(タップ)したのでしょう?

  • 電子書籍を出版するknow howを知りたい
  • 電子書籍を出版するhow toを知りたい
  • 電子書籍を出版するme tooを知りたい

一番最後のやつは韻を踏んだだけで大した意味はないのですが、とにかく、文章を書くことや本を読むことが好きといったような人が読み進めてくれていると予想します。

何を書いたらいいか?

電子書籍に限らず、みなさんがもし出版するとしたなら、一体どういう内容をテーマに扱いますか?

一晩中語っても語り尽くせないくらい熱中しているナニカでもいいでしょうし、長年秘かに書きためた物語のようなものを纏めてみてもいいかもしれません。

私の場合は、家族や親子といったものを中心に、「自分と自分以外のその他をどう見ているか」といった見解を述べた作品が多いような気がします。

なぜそういうテーマを扱うかというと、きっと誰の身にも当てはまる内容だと思っているからです。自分に当てはまり、隣の人にも当てはまり、その隣の隣の人にも当てはまり、遠い地域に住む誰かにも当てはまる。

映画でも音楽でも何でも、私は普遍的なものに惹かれるようです。

誰に向けて書いたらいいか?

出版する本の内容によってもちろん変わりますが、私の作品についていえば、主に同年代に向けて書かれています。その理由は単純で、同じ時代に少年少女であった彼ら彼女らに対し、「ねえ、こんな心境ってキミたちもわかるよね」といった問いかけ願望が働くからです。

~俺があいつであいつが俺で~

つい最近の話です。同年代の人たちと一緒に行ったカラオケで、流れてくる曲だったりそれにまつわるエピソードが飛び交う光景を見ながら、深くこう感じたのでした。

「もしかしたら俺があの人たちで、あの人たちが俺だったかもしれないんだよなぁ」

出版に共通する悩みとは?

これはズバリ、書くネタが少ないことでしょう。

ネタさえあれば、あとは話の内容によってそれらを大項目・中項目・小項目にバランスよく分け、全体的にチグハグ感のないようにして、まえがきあとがきなんかも用意しちゃって、イラストを挟むのなら、その作成を自分でやるか他人に頼むかなんかも決めちゃって、表紙などの装丁はどんな感じにするかをほくそ笑みながら考えて、お金を掛けずに出版できるとはいえ実はその裏側でいろいろ掛かる経費を調整するくらいのもの。(……おお、なんだかんだすげぇある)

ネタに関して言うと、前回の記事と少し重複しますが、出版するためのコツを仮に聞かれたら私はこう答えるでしょう。

「とりあえずメモすることですよ」

日常の中で疑問に思ったことや違和感を覚えたことはすぐにメモを取る。自分の出した疑問については、考察を重ねた結果として、いつかどこかのタイミングで答えなければなりませんから、その都度自分の考え(ネタ)というものが蓄積していくはずです。

そういったメモ的なものが何もない状態で、書籍として1冊のボリュームに仕上げるのはなかなかに困難。特別な能力を持っている人は別ですが、私のような庶民タイプはまずメモをすることがスタート地点であり、かつ出版までの最短経路になると確信しています。

……

ということで、今回も電子書籍出版までの具体的な作業工程の話に行く前に時間切れとなってしまいました。また次回以降で詳しくしていきますね。

なお、今日書いた記事は過去にセミナーとして私が企画したものから抜粋した内容です。今セミナーに興味のある方はぜひお声掛けください。企画書の一部を下記しておきます。

「情報整理の新しいカタチ ~個人で作る電子書籍~」

メモの考え方/出版する目的/情報を整理する孤独な時間/
執筆中に何を考えているか/原稿データを申請するときの注意点 など

“売れる書籍の作り方”のようなセミナーとは一線を画す内容です。
基本的には考え方の話が中心で、そこにユーモアを交え全体を展開します。

画像:サシ飲み


LCT編集部